州財政=効率的なのはわずか5州=教育、インフラ、医療など

 全26州のうち、州財政が効率的に生かされているのはわずか5州しかないと、19日付現地紙が報じている。

 これはダッタフォーリャが行った、「エフィフェンシア(効率性)」という調査によるもので、より少ない経費でよい大きな効果を挙げているかを、教育やインフラ、医療、治安、州財政、一人当たりの収入の6項目で評価し、0から1で表したものだ。

 0・500点以上で、「効率的」と判断されたのは、0・635点でトップだったサンタカタリーナ州以下、サンパウロ州、パラナ州、ペルナンブッコ州、エスピリトサント州の5州だけだった。

 0・429点から0・499点の「部分的に効率的」は、リオ州、ミナス・ジェライス州、ゴイアス州、セアラー州、パライバ州、ピアウイ州の6州だった。

 0・333点から0・428点の「少し効率的」はリオ・グランデ・ド・スウ州、マット・グロッソ州、南マット・グロッソ州、ロライマ州、アマゾニア州、トカンチンス州、バイア州、マラニョン州の8州だった。

 そして、0点から0・333点までの「非効率的」とされたのは、0・097点で最下位に終わったアマパー州など北部4州、北東部3州の計7州だった。