東西南北

 先日、アルゼンチンの議会で法案を変更するか否かが問われるなど、国際的な話題でもある妊娠中絶問題。このニュースは同国の現状と似た法律を持つブラジルにも影響を与え、抗議運動をする人たちも出現した。だが、ダッタフォーリャの最新調査では、「現行のままでよい」とする意見が男性58%、女性59%で、ほぼ6割が現行法に賛成していることがわかった。ブラジルでは「強姦による妊娠」「出産が母親の生死にかかわる」「胎児が無能症」のときにのみ、13週以内での中絶が認められるが、それ以外のケースの中絶や違反時の処罰軽減を認める人は1割程度だった。国が違えば事情も違うが、この件での法改正は当面ないか。

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 19日、サンパウロ州フランサで、車を運転中に油を浴びせられた上、火をつけられ、48歳のヴェラ・ルシア・コウチーニョさんが全身に火傷を負う事件が発生。ヴェラさんは22日に、入院先の病院で亡くなった。警察は現在、加害者と見られる元恋人を追跡中だ。調べによると、その男性はヴェラさんから切り出された別れ話を受け入れられずにいたという。真実なら何とも情けない話だが、このところ、こうした恋人や夫による女性殺害の報道が続いている。

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 22日のサッカーの全国選手権、首位のサンパウロはクリチーバでのパラナー戦を1―1で引き分けた。敵地での試合ではあったものの、相手は今季、目

下最下位のチームだっただけに、勝っておきたかった試合を逃してしまった。一方、2位のインテルナシオナルは、バイーアに1―0で勝利し、勝ち点差わずか1点に迫った。