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 日伯協会(三野哲治理事長、在兵庫県)の会報『ブラジル』980号が7月に刊行された。移住110周年の特集号で、全16頁中半分以上がその関係で埋まっている。日本側の110周年式典が4月28日に神戸市で盛大に行なわれた件の報告も。その時のノンフィクション作家・山根一眞氏講演も大盛況だったとか。移民220周年を迎える2128年までの予想される出来事を説明した。《22年後の204年には人口爆発による食糧難がおきる大混迷時代に突入》《37年後の2055年には月でオリンピック開催》《50年後の2068年には地球温暖化で生命の危機となり、火星旅行が真剣な話題に》《110年後の2128年には脱地球で火星移住の話が出る》との大胆な予測が。その中でブラジル移住した移民の叡智から多くを学ぶ時代になるとか。皆さん、ありえると思います?