米国でブラジル人男性がサメに襲われ死亡=北東部海岸でサーフィン中

 米国北東部マサチューセッツ州で、サーフィンをしていたブラジル人男性がサメに襲われて亡くなる事故が起きた。16日付現地サイトが報じている。
 亡くなったのはアルトゥール・メジシさん(26)だ。フェイスブックなどの情報によると、メジシさんは4年前から米国に住み、マサチューセッツ州ボストンのバンカー・ヒル通信大学の学生だった。
 事故が起きたのは15日の正午頃で、同州ウェルフリートにあるニューカム・ホロウ海岸から約270メートル離れた沖で、サーフィンの一種であるボディボードをして楽しんでいたが、突然サメに襲われたという。メジシさんはサーフ仲間らによって救助され、病院に運ばれたが、力尽きたという。
 同州では80年もの間、サメに襲われての死者は出ていなかったが、8月15日にも、今回の事故現場から15キロ離れた地点でサメに襲撃される事件が起きている。8月の事件の被害者は緊急手術後、現在も入院加療中だが、9月末には退院許可が出る見込みだ。