『ブラジルの日系人』第4版=出版会30日、優秀論文発表も

同書の装丁

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 移民二世の視点が中心となって描かれた移民史『O Nikkei no Brasil(ブラジルの日系人)』の第4版の出版記念会が、30日午後7時から、文協貴賓室(R. Sao Joaquim, 381)で行われる。
 これは移民百周年を記念して08年に刊行された同書に、移民110周年の総括等を新たに加えたもので、500冊を刊行。原田清弁護士が全体を統括し、有識者17人が執筆に加わった。
 また、出版記念会とともに「Causas e consequencias da Imigracao Japonesa no Brasiol(ブラジル日本移民の因果)」を主題とした110周年記念論文コンクールの優勝者に対し、記念品ならびに賞金が授与される。
 当日のみ、同書は無料配布。その後は、一冊100レアルにて文協で販売される。