太鼓ショー「一期一会」3日=トップクラスの若手奏者勢揃い

来社した一行

来社した一行

 トップクラスの若手太鼓奏者によって繰り広げられる太鼓ショー『第6回一期一会・和太鼓コンサート』が、来月3日(土)午後9時から、サンパウロ市のセルジオ・カルドーゾ劇場(Rua Rui Barbosa, 153 – Bela Vista)で開催される。入場料は40レ、30レの2席。60歳以上、学生等は半額。
 09年から開催されている太鼓ショー。今回は、わだん太鼓アンサンブル、川筋清流太鼓、心響太鼓、気炎太鼓の4グループから総勢30人ほどが出演する。公演時間はおよそ80分。
 コーディネーターを務める青山明政さんによれば、02年からJICAシニアボランティア小田幸久氏が全伯各地を巡って指導したことが太鼓ブームの火付け役となり、その下で発足した太鼓グループなどが、09年に共同で始めたのがこのショーだった。
 今回出演するグループは普段から交流があり、技術や知識を互い交換し、切磋琢磨しながら稽古に励んできた。2カ月近く前から音や動作合わせなどの練習を重ねてきており、合同演奏も見所の一つだ。
 青木コーディネーターは「一生懸命にやってきた子供の太鼓奏者やそれを裏から支える父母。そして、観客の皆さんが一体となって和をもてれば」と期待を寄せ、気炎太鼓のヤマウチ・アイキ・ルーカスさん、アルトゥール・レアウさんも「非常にわくわくしている。会場と一体となるショーができれば」と意気込みを語った。
 チケットは、イングレッソ・ハピド(https://www.ingressorapido.com.br/)で購入できる。問合せは(11・99956・4171/99982・6178)まで。