《ブラジル》連邦道路警察が34丁のピストルと2千発以上の弾押収=マリンガ~リオ間1100キロの輸送報酬は5千レアル

国道を使っての銃や薬物の流通にメを光らせる、ブラジル連邦国道警察(参考画像・PRF/Divulgação)

国道を使っての銃や薬物の流通にメを光らせる、ブラジル連邦国道警察(参考画像・PRF/Divulgação)

 ブラジル連邦道路警察(PRF)とリオ州市警は29日、リオ市とサンパウロ市を結ぶ国道116号線(通称ヅットラ街道)のセロペジカ市エリアで、軍や警官が使用するものと同型の9ミリ口径と40口径のピストル計34丁と銃弾2313発、コカイン7・3キロ、クラック1キロを押収した。
 セロペジカ市はリオ市から50キロほど離れており、リオ市大都市圏を構成している。
 押収されたピストルや銃弾、薬物は、31歳の男性が運転する車に積まれていた。現地で武器や弾薬、薬物の流通を防ぐための活動を行っていた警察が、警察の姿を見てナーバスになった男性の姿に違和感を覚え、車を停止させて車内を捜索したところ、武器、薬物の発見に至った。
 PRFによると、男はパラナ州マリンガ市からリオ市までの輸送を5千レアルの報酬で請け負っていたという。(29日付アジェンシア・ブラジルより)