東西南北

 大統領選が終わったら、これまでは表に出てこなかったジャイール・ボルソナロ氏夫人のミシェル氏がようやく公衆の前に姿を現すようになり、29日、グローボ局の取材に答えた。ボルソナロ氏の3番目の妻で、現在36歳。8歳の娘ラウラちゃんの母親でもある同夫人は、「夫はよく、ファシストの上、同性愛者嫌悪者で人種差別者だと言われるが、そんなことはない。私たちにはゲイの友人もいる」と語った。だが、「女性蔑視者か」の質問には言葉を詰まらせ、外国人嫌いをほのめかす一幕も。同夫人は、「神が、この国に夫の本当の姿を知らせる機会を与えたものと信じている」と締めくくっている。
     ◎
 21日に、サンパウロ州ジャカレイ市で行われたフェスタに出かけて以来、行方不明になっていた、モジ市在住のライアネ・パウリーノ・アウヴェスさん(16)が28日、同州グアラレマ市で遺体で見つかった。遺体が本人であることは、翌29日に母親が確認した。ライアネさんは、21日未明に軍警に緊急の電話をかけたのが最後の音信となっていた。遺体には首を絞められた跡もあり、警察は性犯罪の可能性も含めて調査中だ。
     ◎
 今日31日は、サッカーのリベリルタドーレス杯準決勝第2試合、パルメイラス対ボカ・ジュニオルズ(アルゼンチン)戦が行われる。24日に敵地で行われた前戦は0―2で完敗したが、本拠地アリアンツ・パルケでの試合で3点以上の差をつけ、逆転することができるか? 仮に決勝進出なら、18年ぶり5度目となる。果たして奇跡は起こるか。