横浜で移民110周年記念行事=約300人が参加、サンバ踊る

イベントを盛り上げたフィナーレのサンバショー

イベントを盛り上げたフィナーレのサンバショー

 Viva110!ブラジル日本移民110周年を祝う横浜市民の会(代表:小林正博)が、『VIVA! 110 de Yokohama』(横浜でみんなで祝おうブラジル日本移民110周年)を11日午後、JICA横浜センター体育館で開催した。イベントには約300人が来場し、ブラジル日本移民の節目を祝った。
 同会の顧問は斉藤達也市議。在ブラジル顧問は細川多美子さん(人文研理事)も特別に参加し、一緒に祝った。
 同日はパゴッヂやカポエイラ、アシェーの伯文化が集まり、横浜市消防音楽隊の発表も行なわれた。「みんなで踊ろう!横浜市歌サンバ」では、来場者もサンバ・ノ・ペを踏み、大いに盛り上がった。
 また、笠戸丸についての紹介のあと、横浜港大桟橋で小笠原方面に旅立つ豪華客船「パシフィックビーナス」をサンバで見送った。
 JICA横浜センターロビーでは11月3日から8日まで、同イベント関連企画の絵画展「海を渡った移民たち」、写真展「遠くて近い国ブラジル」も開催した。