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東西南北

 昨日付本欄で、2日にジャイール・ボウソナロ次期大統領がパルメイラスの今季最終戦を観に行き、チームと共に優勝を祝った話を報じたが、3日はその際に起きたもう一つのことで盛り上がっている。それは優勝メダル授与式で、パルメイラスのフォワード、ウィリアンがメダルを受け取った後、目の前にいたボウソナロ氏に目もくれずに通り過ぎたことだ。これはパルメイラス・ファンの間で賛否両論を呼んだが、ウィリアンは「たまたま気がつかなかっただけ」と反論。ただ一部では、「ウィリアンにはダウン症の息子がおり、社会的弱者に冷たい発言の多いボウソナロ氏を嫌っているのでは」との憶測も囁かれている。
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 ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は3日、次期交通局長に、現テメル政権の都市相アレッシャンドレ・バウディ氏を指名した。テメル政権の閣僚から次期ドリア政権入りするのはこれで4人目となる。また合わせて、サンパウロ水道公社(SABESP)の新総裁としてベネジト・ブラガ氏も発表した。ブラガ氏はサンパウロ総合大学の教授で、ジェラウド・アウキミン氏が知事だった時代に、衛生局長をつとめた経験がある。
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 サンパウロ州ピリトゥーバで2日夜、退役軍警が強盗に襲われ、射殺される事件があった。同氏は、車を路上に駐車して道路の反対側に渡った際、接近してきた武装した2人組に車強盗を予告された。元軍警は非武装だったが、相手の武器を奪おうと試みて、頭を撃たれた。強盗はまだ、捕まっていない。同軍警はこの夜、娘の結婚式のための話し合いに参加する予定だった。

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