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 第59回海外日系人大会(6月6日~9日、米国ハワイ)の報告書を見ていたら、カナダ日系文化センターの五明明子さんが「日系プレース」というユニークな施設の説明をしていた。バンクーバーのほぼ中心部にあり、3エーカー(約1万2千平米)の土地に、日系文化センター、博物館、シニア向けの集合住宅(新さくら荘)、ケア付き住宅(日系ホーム)と日系ガーデンを集めた複合施設だという。新さくら荘は3階建てで1ベッドが34室あり、55歳以上の自立して生活できるシニアが入る。日系ホームは4階建てで、1ベットが約60室あるケア付き集合住宅。食事、掃除、洗濯などのお世話は提供するが、24時間完全介護体制ではないという。日系ガーデンは、日系人が管理する庭園だとか。これだけ一箇所にまとまっていたら、老後も安心か。援協がリベルダーデにケア付き集合住宅を作ったら、入居希望者は殺到かも?!
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 今週末の15、16日にリオのコパカバナビーチで開催される「フレスコボール ブラジル選手権2018」に日本から代表選手団8人が参加する。フレスコボールとは〃激しい羽子板のようなスポーツ〃と日本で表現され、対戦相手とではなく味方同士でボールを落とさずにラリーを楽しむという一風変わったリオ発のビーチスポーツだ。日本では一般社団法人日本フレスコボール協会が設立され、国内5箇所の体験スポットでラケットやボールを貸し出しされており、徐々に普及しているとか。