宮崎から研修生黒田さん=3カ月かけ全伯で農業視察

(左から)吉加江書記、黒田さん、竹下会長

(左から)吉加江書記、黒田さん、竹下会長

 「宮崎県農業青年ブラジル国研修」2018年度研修生として、黒田耕輝さん(こうき、26、宮崎県)が6日、宮崎県人会の竹下達也会長、吉加江紀子書記とともに来社した。
 実家が10ヘクタールの路地野菜専門の農家で、おもに大根、スイートコーン、ピーマンなどを栽培している。黒田さんは「去年、一昨年などに参加したOBから『将来のためになる』と言われて、応募することに決めた」とし、「こちらではすごい規模の農業をやっていると聞くので、それを実際に見て、経験を持ち帰りたい」との抱負を語った。
 さっそく「セアザを見に行って、宮崎ではありえないぐらいの量の多さにビックリした」とのこと。今月から2月下旬まで、聖州ではイビウナ、モジ、グアラレマ、マリリア、パラナ州ではマリアルバ、サンタカタリーナ州はサンジョアキン、パラー州ベレン、トメアスーなど全伯各地の県人の農園を巡る。
 同伴した竹下会長は「この制度はもう20年以上やっている。12日からこちらの日系子弟を母県に一人、研修に送った。制度を継続してくださる宮崎県に感謝したい」と話した。

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 宮崎農業青年の黒田耕輝さんは、来伯早々にフェイラを訪れ、マンガの安さとうまさにビックリ。「山積みになっていて、3つで5レアルとかあった。早速食べましたが、とてもおいしかった」とのこと。日本では病人の見舞いなどに持っていく高級果物の部類だとか。宮崎県人会では来年8月25日に創立70周年式典を予定しているという。それにしても3カ月もの長期間を農業研修させる交流は珍しい。そんな人材育成を着々と積み重ねているだけに、式典の前後には往来がたくさんありそう。ほかの県人会も負けてはいられない?!