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2018の記事一覧

コロンビア=ブラジル企業のオデブレヒトを断罪=10年間の契約停止と罰金

汚職摘発が続くオデブレヒト社元社長のマルセロ・オデブレヒト氏(Cicero Rodrigues/World Economic Forum、15/04/2009)

汚職摘発が続くオデブレヒト社元社長のマルセロ・オデブレヒト氏(Cicero Rodrigues/World Economic Forum、15/04/2009)  コロンビアの司法当局が13日、ブラジルの多国籍企業オデブレヒト社に8千億ペソ(約2億5100万ドル)の罰金を科した上、公共事業の受注を10年間禁じたと14日付ブラジル ...

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《ブラジル》国内航空会社への外資参入比率の制限を撤廃=「アヴィアンカ問題は無関係」と

エリゼウ・パジーリャ官房長官(Valter Campanato/Ag. Brasil)

エリゼウ・パジーリャ官房長官(Valter Campanato/Ag. Brasil)  ミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB)は13日、国内航空会社への外国資本参入比率制限を撤廃する暫定令(MP)を出したと、13、14日付現地各紙・サイトが報じた。  現行法では、ブラジル国内の航空会社の議決権付株式の80%は、ブラジル資本 ...

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《ブラジル》軍政の真相究明に尽力したパイヴァ夫人が死去=AI5の50周年の日に

 軍事政権下の1971年に死亡した夫を、行方不明とされ、長年にわたり、真相究明を叫んできたことで知られる、弁護士のエウニセ・パイヴァ氏(89)が13日に死去した。14日付現地紙が報じている。  エウニセ氏の夫でサンパウロ州選出下議だったルーベンス・パイヴァ氏は、64年4月の軍政成立直後に罷免された。  パイヴァ一家はその後、国外 ...

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東西南北

 13日、サンパウロ大都市圏ABC地区のマウアーで、市長のアチラ・ジャコムッシ容疑者が同市元局長らと贈収賄工作を行った容疑で逮捕された。同容疑者は5月にも逮捕されているが、後任の市長代理が財政破綻を起こしたため、かろうじて市長のクビがつながっていた。警察によると、同市長らは市内の学校の給食や制服をめぐり、九つの企業と不正契約を行 ...

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『カオリン王 堀井文夫』出版=刊行記念式典に約200人=〃隠れた素顔〃が明らかに

中央ネクタイ姿が堀井さん。モジ文協で刊行を祝った

 「カオリン王」と称される実業家で篤志家の堀井文夫さん(84、広島県)――寡黙で謙虚な人柄で知られており、それゆえ地元でさえ等身大の堀井さんを詳しく知るものは少なかった。だが、伝記『カオリン王 堀井文夫 移民80年記念史~八十路を楽しむ移民80年~』(日ポ両語209頁、大浦玄編著)が13日夜、モジ・ダス・クルーゼス文化協会で刊行 ...

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大失敗?! 四世受入れ制度=目標4千人なのに、まだ数人…=(下)=「制度設計の早期見直しを」

ブラジルの旅券(Foto: Pedro Franca/Agencia Senado)

 サンパウロ市文協ビル内のCIATE(国外就労情報援護センター)で訪日就労を希望する日系人の相談を受けている永井康之専務理事は、日系四世受入れ制度について、「そもそもの制度設計がずれている」と一言。  「文化を学ぶためなら言語能力や5年という期間も必要ないし、入国後の就労見込みを示さなくても良いはず。働くためなら年齢制限や家族帯 ...

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小桜舞子=アマゾナス劇場で単独公演!=聴衆の心を鷲掴み

公演の様子(撮影・望月二郎)

 演歌歌手の小桜舞子さんは先月25日、アマゾナス州都マナウスにあるアマゾナス劇場で公演「小桜舞子in Brazil」を催した。会場には700人が集まり、熱狂の渦に包まれた。浜プロダクションズ&イベンツ(浜田タツオ社長)主催。アマゾン・サット提供、ホンダ、ポルタウ・アマゾニア後援。  フェイスブックで浜田社長と知り合ったのをきっか ...

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ジャパン・ハウスで20、21日=日本移民110周年記念講演会

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターとサンパウロ総合大学は「日本移民110周年記念講演会」と題したシンポジウムを20日(木)、21日(金)にサンパウロ市のジャパン・ハウス(Av. Paulista, 52)のセミナールームで開催する。  日系人の芸術表現や日本語が、ブラジルで変容と進化を経験してきた事、ブラジル―日本間の人の ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(16)

 正輝の父、忠道の怒りは当然だが、鹿児島の支配下にいるのがいいという意見だった。この新しい県の行政を司る人間、それは絶対に優秀な薩摩の旧藩士で、沖縄をよくしる現在の鹿児島県人でなくてはならなかったのだ。それが政治家であれ、軍人であれそしてまたは平民であれ。  1892年、天皇から男爵の称号を受けた尊大な旧薩摩武士、奈良原繁(なら ...

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サッカーU20南米選手権=ブラジルは期待のヴィニシウスJr.を招集できず=黄金世代のはずもサントスFCロドリゴ頼み

ロドリゴ(白のユニフォーム)(Ivan Storti/Santos FC)

 ブラジルサッカー連盟(CBF)は13日、来年1月にチリで開催されるサッカーU20南米選手権の代表選手を発表した。この大会は、同年6月にポーランドで開催されるU20ワールドカップの予選も兼ねており、上位4チームが出場権を獲得できる。  本来この世代は、2017年のU17ワールドカップで3位になった世代から、多くのメンバーが揃うこ ...

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