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2月 2019の記事一覧

《ブラジルフォード》サンパウロ州、サンベルナルド工場閉鎖へ=2万4千人超の雇用に影響か

フォード社のサンベルナルド・ド・カンポ工場閉鎖は大きな衝撃をもたらした(参考画像・Ag. Brasil)

フォード社のサンベルナルド・ド・カンポ工場閉鎖は大きな衝撃をもたらした(参考画像・Ag. Brasil)  自動車会社フォード(本社・米国)は19日サンパウロ市大都市圏、サンベルナルド・ド・カンポ市(サンベルナルド)のトラック、乗用車工場を年内に閉鎖すると発表、約3千人の労働者の大部分が職を失うことになったと、19、20日付ブラ ...

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《ブラジル・アクレ州》州都でデング熱が急増=緊急事態宣言発令で、蚊の繁殖防止活動を強化

デング熱を媒介する、ネッタイシマ蚊(参考画像・Muhammad Mahdi Karim)

 1月1日から26日までに、一千件を超すデング熱発症の疑われる症例が発生したブラジル北部アクレ州の州都リオ・ブランコは、180日間を期限とする緊急事態宣言を発令したと、20日付ニュースサイトG1が報じた。  蚊の集団発生は90%が住宅内や空き地で起きている。20日付アクレ州官報に載った緊急事態宣言には、デング熱、チクングニア熱、 ...

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東西南北

 この1週間近く、ブラジルの報道の話題を独占しているグスターヴォ・ベビアーノ氏。ボルソナロ氏を社会自由党(PSL)に誘い、大統領選の参謀まで努めた重要人物だけに、ボルソナロ氏および一家に関しての内部事情に人一倍詳しい。その人物を敵に回したのは非常にまずい展開だ。その報復とも言える行為は19日の録音暴露でいきなり牙を剥いた。同氏は ...

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ビラ・カロン沖縄支部=創立60周年記念誌を発刊=「次世代に先人の遺産を!」=二、三世が中心に編纂

創立60周年記念誌刊行を祝った(撮影・望月二郎)

 「次世代の若者に歴史の遺産を」――今月17日、サンパウロ市のビラ・カロン沖縄県人会支部(照屋武吉会長)は『創立60周年記念誌』の発刊式を同会館で催した。記念誌刊行は創立20周年、50周年に続く3回目。10人からなる記念誌編纂委員会が2年がかりで完成させた大作で、二、三世が中心となって綴られたものとしては初めて。  日ポ両語で全 ...

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広島文化センター=平崎会長、4年務め勇退=新会長は吉弘ロベルト氏

新しい役員一同

 広島文化センター(平崎靖之会長)の総会及び新年会が17日午前9時から、リベルダーデ区の同センターで開催された。若い世代や家族連れの会員らで賑わい約60人が出席した。  総会では新役員13人が前に立ち、拍手で承認された。会長を二期4年務めた平崎靖之氏は「私の会長の間にセンターの改修を行い、その時の担当が吉弘さんだった。彼であれば ...

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第8回ミナス日本祭り=ベロオリゾンテで22日から

過去のミナス日本祭りの様子(写真撮影=Alessandro Carvalho)

 ミナス・ジェライス州で恒例となった「第8回ミナス日本祭り」が22日から24日までの三日間、ミナス・ジェライス州都ベロオリゾンテ市のエキスポ・ミナス(Av. Amazonas, 6200)で開催される。入場料は18レアル。  今年は2020年に控えた東京オリンピック・パラリンピックの情報発信等を、在リオデジャネイロ日本国総領事館 ...

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■今週末の催し

 23日(土曜日)  京都会の昼食会、正午、県連会議室(Rua Sao Joaquim, 381)      ◎  ワンワン会「新年会」、午前11時、東洋会館(Av. Liberdade, 365)      ◎  和順会総会、午前10時、同会本部(Av. Londrina, 392)  24日(日曜日)  本庄追分会、午前9時 ...

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大耳小耳

 週末案内の24日が、県人会の総会だらけだ。なんと8つの県人会が総会を同日開催。他の週末には2つの県人会で行われる程度だったので、この重なり方には驚き。念のため昨年に同様のことがあったか確認してみると、2月の第4日曜日に5つの県人会の総会が集中していた。5つの県人会は今年も2月の第4日曜日に総会を行うので、この時期に行うのが恒例 ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(17)

事件相次ぐ  溝部事件の翌4月の30日、バストスの敗戦派7人の店や住宅に小さな箱が届けられた。見かけぬ非日系の子供が持ってきたという。  届け先は池田正雄の店、草原義松、大場八郎、山中権吉、阿部一郎、本田正雄、林ジョンの家だった。池田の店、大場、山中の家でそれを開けた。小さな爆発が起こり、商品が四散したり、人が手や腕に怪我をした ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(53)

 生活費を稼ぐために、請負人はコーヒー栽培の合間に米とフェイジョン豆の間作がゆるされ、収穫物は彼らのものになるのだった。また、最初に収穫されたコーヒーも彼らがうけとった。請負期間がすむと、契約金をうけとり、そこを去った。この金でコーヒー栽培者になった者もいる。 「1927年当時、3700の日本人家族がノロエステ地方一帯に住んでい ...

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