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2月 2019の記事一覧

イビウーナ文協=太鼓協会が技術検定試験=全伯から167人が実力試す

来社した一行

 ブラジル太鼓協会(渡部一誠会長)主催の「技術検定試験」が2月1日から3日まで、サンパウロ州イビウーナ市の同文化体育協会(CCEI)で開催される。  ブラジル全国には約200チームあり、計4千人の太鼓演奏者がいるといわれ、彼らが切磋琢磨するための目標として受ける検定試験だ。  技術検定試験は毎年2回開催され、ブラジル全国から集ま ...

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大耳小耳

 日本のカラオケ情報誌『月刊ミュージック・スター』2月号で、演歌歌手・小桜舞子さんのマナウス公演が取上げられている。記事では《「マイコ・コール」に包まれる!》と見出しを打って、《満員の客席からは『マイコ、マイコ』のスタンディングオペーションを受けた》と当地での人気ぶりを伝えている。昨年12月6日に放映されたNHKBSプレミアムの ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(3)

グランジャ(養鶏場)の様子(参考写真)

悲しき習性  地域の日系住民が――自分たちが狙われていることは判っているのに――団結して強盗に対する自衛策をとらない…という摩訶不思議な現象は、バストスに限らず何処でも起きた…あるいは起きていることである。例外を耳にしたことはあるが、数は少ない。  何故そうなのか? 2012年バストス滞在中、農村協会会長の古賀ウエリントンさんに ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(42)

『日本を出る移民は船賃やその他の経費の融資を受け、借金を抱えて渡伯した。外国では水でも汲むようにたやすく金が手に入ると聞いていたからだ。  移民たちは何ヵ月か働けば100円なり、200円なりの借金を返済できると考えたのだ。ところが、現実は逆で、儲けるどころか借金がどんどん膨らんでいったのだ。それに栄養不足や疲労困憊からくる絶望が ...

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なんとか体裁の整ったコパ・アメリカ

コパ・アメリカ抽選の模様(Lucas Figueiredo/CBF)

 現在、アラブ首長国連邦で開催されているサッカーのAFCアジア・カップ。今回のトーナメントで日本代表は大活躍し、今日1日ブラジリア時間の正午にカタールと優勝をかけて決勝を戦うが、これは南米サッカー界にとっても思わぬうれしい結果となった▼なぜなら、6月に行なわれる、サッカー南米一を争う「コパ・アメリカ」で、今年のゲスト参加の2国が ...

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