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2019年3月8日の記事一覧

節目の立教90周年大祭=生長の家伝道本部で10日

案内に来社した一行

 生長の家ブラジル伝道本部(向芳夫理事長)の「立教90年記念日・生長の家総裁法燈継承記念式典」が10日(日)午前9時から、サンパウロ市ジャパクアラ区の本部大講堂で開催される。  会場では、日本で1日に講演した谷口雅宣総裁からのビデオ・メッセージをポ語字幕で観ることができる。今年は創設者の谷口雅春氏が、1929年に神の啓示を受けて ...

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USP、磯部元陸将補講演会=日本から見た安全保障観、12日

磯部晃一元陸将補

 サンパウロ総合大学法学部教授会会議室(Largo São Francisco, 95 – Centro)で今月12日午後6時から、磯部晃一元陸将補(現ハーバード大学アジア研究所上級研究員)の講演会を行う。講演の題目は「日本から見た安全保障観」。  磯部氏は1980年に防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊に入隊し。湾岸戦争時には外務省 ...

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大耳小耳

 先月の『ピンドラーマ』誌で久々に「白州太郎のカメロー万歳!」を読み、編集部でちょっとした話題に。ブラジルで路上起業した筆者の話だが、ぶっ飛んだエピソードが披露される度に「この日本人って何者?」と記者は気になっていた。ところが先日、「白州太郎にサルバドールであった」という友人がいた。しかも、先月号の中で、いつの間にか日本人の彼女 ...

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ユーチューブから始まった政治活動

 「若手日系人の集い」で初めて知ったが、政治とは無縁だったキム・カタギリ連邦下議(23歳)が、社会問題に関心を持つようになったキッカケは、高校の授業で取上げられたボウサ・ファミリアだった。「国の発展のための政策だと教わったが、詳しく制度を調べてると、単なるばら撒きに過ぎないと思った。そこで批判ビデオを作りユーチューブに投稿すると ...

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武本文学賞終了、その前後の弁=ブラジル日系文学会会長 編集長 中田みちよ

武本由夫

 「コロニア詩文学」の生みの親といわれた武本由夫が死去したのは1983年1月である。それから、時をおかずに「武本文学賞」が設置された。そして、本2019年3月の「第36回」をもって、「武本文学賞」は終了する。  かなり以前から、日系文学はどちらかといえば、まだ生存している文学愛好者の書き手を鼓舞するために継続してきた色合いがつよ ...

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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=外山 脩=(24)

破竹の勢い  1946年1月、バンデイランテ産組の理事会は、バストスに出張所を開くことを決定、所長に水間久を指名した。水間は固辞したが、専務の原田は辞令を送付した。すると水間は上聖、理事会で、存亡の危機にあるバストスの経済情勢をつぶさに説明、こう申し入れた。  「この辞令では活動できかねる。バストス出張所に関する一切の権限を与え ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(60)

 そこで1928年、内務省の社会局は法令1229により新しい収容所を建設した。以前より広くモダンで居ここちよく、身体検査や予防注射もスムーズにできる場所になり、指導や訓示も与えやすかった。コンクリートの五階建てのりっぱな建物で、600人が収容できた。さらに、1930年には増築され1300人まで収容可能になった。  日本の家族から ...

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カーニバルで踏んだり蹴ったりのボルソナロ

デスフィーレの優勝を喜ぶマンゲイラ(Tania Rego/Agencia Brasil)

デスフィーレの優勝を喜ぶマンゲイラ(Tania Rego/Agencia Brasil)  ブラジルにおけるカーニバルのデスフィーレ(パレード)は、伝統的に社会風刺の場でもある▼これはカーニバルというものの成り立ち上、どうしてもそうなってしまうものだ。元々、カーニバルは黒人起源の祭り。社会的弱者でもある、彼らの見方が優先されるの ...

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