2019年4月26日の記事一覧

ブラジル日本交流協会=「ブラジルで1年研修しませんか?」=2018年度研修生体験談<2>=吉川昂海

 静岡県浜松市出身の吉川昂海です。高校までは、青々とした天然芝でプレーすることに憧れていたサッカー少年でした。  ブラジルに行こうと思った理由は、大学の国際学生寮でブラジル人の留学生と友達になり、彼の持つ人間性や、「人生を楽しんでる感」に憧れて彼の母国であるブラジルに行こうと思いました。  羽田を発つ前は、ブラジルは太陽の国で楽 ...

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《ブラジル》文化支援法改正で支援上限が98%減額=文化事業に多大な影響?=公社のスポンサー打切りの中=最大の打撃はミュージカルか

テラ市民相(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

テラ市民相(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)  24日、市民省が連邦政府官報に、文化支援法(通称ルアネー法)の改定基準を掲載した。改定法ではプロジェクトへの支援上限が100万レアルに引き下げられ、従来の上限だった6千万レアルより98%も減るなど、文化界に新たな波紋を投げかけそうだ。25日付現地紙が報 ...

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《ブラジル》1人当たりのGDP回復せず=1%成長では人口増で帳消し=消費冷えればGDPにも悪影響

統計上の不況は終わったが、国民の生活は一向に楽になっていない(参考画像・Agencia Brasil)

統計上の不況は終わったが、国民の生活は一向に楽になっていない(参考画像・Agencia Brasil)  近年の大型不況(景気後退)は統計上、2014年半ばに始まり、2016年末で終了したが、国民1人当たりの国内総生産(GDP)は年間3万2千レアルで、不況前の水準より9%も低い。  国民1人当たりのGDPが前期比マイナスになって ...

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《ブラジル》蚊が媒介する病気に注意=ミナスとリオは流行状態

デング熱などを媒介するネッタイシマカ(Aedes aegypt、Raul Santana/Fundação Oswaldo Cruz/Divulgação)

 暦の上では秋のブラジルだが、気温が高く、雨も多いため、蚊が媒介する病気が急増中だ。ここ数日の報道で目立つのは、ミナス・ジェライス州でのデング熱とリオ州でのチクングニア熱だ。  23日付G1サイトなどによると、ミナス州では、第1四半期のデング熱患者(真性患者と擬似症患者の合計)が11万5062人で、前年同期比で1千%超(11倍以 ...

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《ブラジル》陸軍中佐を銃横流し容疑で逮捕=射撃クラブに陸軍名義の銃5丁

 リオ州とエスピリトサント州でスポーツ射撃用途の銃の流通管理、監査を担当していたアレッシャンドレ・デ・アウメイダ陸軍中佐が23日、銃を射撃クラブに横流ししていた疑いで逮捕されたと、25日付現地紙サイトが報じた。  同中佐の逮捕は、陸軍東方軍司令部と陸軍広報センターも確認している。  陸軍は、一般国民から出されるスポーツ射撃用途で ...

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《ブラジル》地裁の差別的判決、「ゲイ治療許可」を、最高裁が覆す=「同性愛は、病気でも治療の対象でもない」とし

 24日、最高裁のカルメン・ルシア判事が、連邦直轄区地裁の出した、同性愛者を異性愛者に矯正するよう治療する「クラ・ゲイ(ゲイ治療の意)」の診療許可を覆した。25日付現地紙が報じている。  カルメン判事の判断は、連邦精神医学審議会の訴えに応えたものだ。  連邦直轄区地裁のヴァウデマール・クラウジオ・デ・カルヴァーリョ判事は2017 ...

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東西南北

 本日付で報じた、文化支援法のルアネー法改正に関し、同法の生みの親のセルジオ・パウロ・ルアネー氏が不満を覚えている。現在85歳の同氏は、コーロル政権下の1991年に文化局長として同法成立に尽力した。「6千万レアルだった上限額が100万レアルになるなど、理屈が通っていない。ブラジルの文化は苦しい局面を迎えることになるよ」と苦言を呈 ...

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ブラジル盛和塾=塾名を変えて活動継続へ=本部解散を受け塾生の総意で=世界大会で最優秀賞3人輩出

2003年9月に聖市の文協大講堂で開催されたブラジル盛和塾主催の稲盛氏講演会

 日本を代表する実業家で、京セラを創立した稲盛和夫塾長による経営塾「盛和塾」が今年末で解散し活動を終える。ブラジル盛和塾(山田勇次代表世話人)は本部の決断に従って今年末にいったん解散し、名前を変えて経営哲学の勉強会を続ける意向であることが関係者の話で明らかになった。新名称などの今後の詳細は協議中だが、日本語で勉強会を行なう一世と ...

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井上祐見、コロニアに感謝=「ブラジル大好き」息子が短期留学

井上祐見さんと、すっかりたくましくなった息子のともやすくん

 移民女性の心情を歌った曲「ソウ・ジャポネーザ」などで有名な日本人歌手の井上祐見さん(43、愛知県)=神奈川県在住=が、息子の笠戸丸ともやすくん(11、同)のブラジル短期留学に同伴するために2月28日から4月9日まで当地に滞在した。その間にお世話になった日系社会への感謝と感想をのべに、8日に来社した。  「息子がブラジルをとても ...

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日本に来られたら「ひょうご・こうべ」へ是非お越しください=一般財団法人 日伯協会、理事長 三野哲治

同協会のある「海外移住と文化の交流センター」には移住ミュージアムが設営されている

※神戸の日伯協会から以下のようなメッセージが来たので転載する。 拝啓  時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。  さて、当協会は1926年5月8日に神戸の地に誕生し、ブラジルを始めとする南米各国へ旅立たれる移住者皆様をお送りする業務を支援させて頂きました。1971年神戸からの最後の移民船「ぶらじる丸」を送り出してからは、 ...

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