ホーム | 2019 | 6月 (ページ 20)

6月 2019の記事一覧

《ブラジル》風邪による死者200人超す=3分の2がH1N1型

 今年に入って以降、風邪で亡くなった人が全国で200人を超える事態となっている。12日付現地紙が報じている、  保健省によると、5月25日現在の風邪による死者は222人で、66・6%にあたる148人はH1N1型インフルエンザで死亡している。H1N1による死者の81・5%は、高齢者や子供、慢性疾患患者などの高リスク保持者だった。 ...

続きを読む »

東西南北

 11日付本欄でも報じた、サンパウロ市での俳優ラファエル・ミゲルさん(22)と彼の両親殺害事件に関する詳細の一部が明らかになった。現在逃走中のパウロ・クペルチーノ・マチアス容疑者は、娘のイザベラさん(18)がラファエルさんと交際していると知って激怒し、イザベラさんの外出と携帯電話での通話を8カ月間禁止していたという。ラファエルさ ...

続きを読む »

アサイ市=伝統の農産品評会盛大に=盆踊り、花火、音楽ライブも=祭りダンスに非日系も乱舞

盆踊りの様子

 パラナ州のアサイ文化連合会(中川武宣会長)は「第76回農産品評会」を7~9日、パラナ州アサイ市のトヨサブロウ・イケダ・イベントセンターにて開催した。同市近郊の農家が栽培した農産品の展示、盆踊りや打ち上げ花火、音楽デュオCONRADO&ALEKSANDROによるライブなどが催され、多くの人々で賑わった。木村元・在クリチーバ総領事 ...

続きを読む »

広島風お好み焼きに大行列=2時間待ち、迅速化に課題

壁際に行列、テーブルはガラガラ

 ブラジル広島文化センター(吉広ロベルト貞夫会長)は「第4回広島風お好み焼き祭り」を9日に、サンパウロ市リベルダーデ区の同会館で開催し、午後2時には売り切れの大人気を博した。同時に、2時間待ちの行列ができるなど調理の迅速化に課題を残した。  午後3時まで販売する予定だったが、2時には800食分のチケット(当日券28レアル)が売り ...

続きを読む »

サントアンドレーで移民の日=26日、市議会が2人を顕彰

牧元会長、喜納会長、宮岡副会長

 サントアンドレー日系連合会(喜納ジョルジ会長)は26日夜に、日本移民111周年の慶祝行事を二つ行う。最初に同市議会(ペドロ・ルイス・マットス・カニャシ・ボタロ議長)主催により同本会議場(Praca IV Centenario, 02 – Centro – Santo Andre)で「日本移民および子孫の ...

続きを読む »

そろばん講習会29、30日に=指導者認定証の取得も

来社した斉藤会長

 ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)は「そろばん講習会」を29、30日の両日午前10時から午後5時まで、サンパウロ市のサンパウロ天理会館(Rua Pelotas, 385, Vila Mariana)で行う。受講料は250レアル、2回払いも可能。昼食付き。  講習は日ポ両語で対応可能。そろばん指導者育成を目的としているが、初心者も ...

続きを読む »

■今週末の催し

 15日(土曜日)  青葉祭り(宮城県人会)、午前7時、同会会館(Rua Fagundes, 152,Liberdade)      ◎  格安マッサージの日(鬼木東洋医学専門学校)、午前8時半、同校(Rua Astorga, 1019)      ◎  サンベルナルド日本祭(サンベルナルド・ド・カンポ日伯文化協会連合会)、午前 ...

続きを読む »

大耳小耳

 日毎叢書企画出版の『楽書倶楽部』第48号が6月に刊行された。「田舎暮らし(6)」(山畑實嵩)を読んでいて、膝を叩いた。《そもそも日本から来た者にとって、初めの頃はこの国の電話のかけ方に戸惑ったものだが、今でもなかなか馴染めない。自分から電話をかけておきながら「ケン・タ・ファランド?(喋っているのは誰だ)」とは何事か》とはその通 ...

続きを読む »

島から大陸をめざして=在米 村松義夫(JAC日米農業コンサルタント)=第3号

カリフォルニア州サンタパウラの広大なオレンジ畑(Ricraider, From Wikimedia Commons)

 大学3年時、派米実習事業の紹介があり、即応募した。この事業は戦後の農村復興のため、政府農水省とカリフォルニア州政府との間で合意した事業であり、農村更生協会が主体となり、全国から農業後継者を知事推薦で選考し、米国カリフォルニア州の先進農家にて1カ年の農業実習が出来ると言う事業である。  1951年に第1期生が派遣され、米国の「プ ...

続きを読む »

臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(110)

 その卑しい生き方がわが国の労働者と摩擦を引き起こしている。利己主義、不誠実、不従順な生活がブラジルの最も肥沃な地域に民族的、経済的、文化的な異分子集団を形成している。同化させる手段など皆無といえる。日本人の肌の色、特性、生活概念、実利主義を変えることのできるものはいないだろう」  歴史家アルシール・レニャーロは 「ここに記され ...

続きを読む »