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2019年8月23日の記事一覧

へき地医療の実情など視察=慶応医学部第42次派遣団

 慶応義塾大学医学部国際医学研究会(IMA)の「第42次派遣団」が今年も来伯、3人の学生が6年生の夏休みを利用し、マナウス、クイアバ、ドウラードス、サンパウロ市、ポルト・アレグレなどで7月14日から8月17日まで医療研修を行い、16日に来社して報告した。  学生責任者の横山祐磨さん(24、岡山県)は、「マナウス市保健局の診療船に ...

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ヒストリー=「移民のブラジル」放送開始=サクラ中矢は9月9日に

 米国の衛星放送及びケーブルテレビの番組供給会社「ヒストリー(History、歴史)」は、ブラジル独自に新シリーズ「Brasil de Imigrantes(移民のブラジル)」の放送を19日午後8時40分から始めた。ブラジルの経済発展や食文化などに影響を与えた移民企業が、6話に渡って描かれている。日付は別だが開始時間は全て同じ。 ...

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■訃報■松酒喜美子さん

 サンパウロ市リベルダーデ区で1977年から2017年まで「松の実学園」の園長及び教員だった松酒喜美子さんが15日午前7時、自宅で亡くなった。享年87。17年に脳卒中で倒れ、以降は入退院を繰り返していた。長い闘病生活を終え、睡眠中亡くなった。  松酒さんは岡山県岡山市出身。60年に渡伯し、75年から松柏学園で勤務した。77年には ...

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大耳小耳

 9月4~6日にサンパウロ市のジャパン・ハウスで開催される、国際交流基金サンパウロ日本文化センター、サンパウロ大学(USP)、JSPS科研共催の「社会・人・ことばの動態性と統合」と題した国際会議の申込み期限について、主催者から連絡があった。申込みは、今月25日まで。参加申込みはサイト(https://forms.gle/GVh2 ...

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「さぁ~始めよう」来月1日=文化ホール完成まであと少し

 歌手の中平マリコさん(61、大阪府)が、ブラジル日本文化福祉協会ビルの文化ホール設営費用を支援するために行う「第5回さぁ~始めよう」が9月1日午後1~4時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。入場料は30レアル。  これまで過去4回の公演で集まった資金は21万レア ...

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不況響いたピニャールびわ祭り=デコポン、アテモイアも好評

 サンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ市のコロニア・ピニャール文化体育協会(西川修治会長)は「第7回びわ祭り」を10、11両日、同会会館で開催した。10日夜には在聖日本国総領事館の野口泰総領事も来場。寒さや父の日と重なったこともあり、昨年に比べ客足は鈍ったものの、新鮮な果物の販売や豪華芸能ショーに盛り上がった。  西川会長は「当 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(140)

 山本は1920年代、三菱企業がつくった東山農場の専務だった。蜂谷は初期の移民で当時は日本品の輸入業者だった。宮腰は1937年、日本政府の移民及び拓殖を促進する海外興業株式会社(KKKK)の社長として渡伯した。山下はコチア産業組合の重要な地位にあった。  このグループが特に強調したのは、布告書の序文にある次の箇所だった。 「移住 ...

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英語力が問われない駐米大使などありえるのか?

エドゥアルド氏(中央)とボルソナロ大統領(Marcos Corrêa/PR)  「ブラジル政界をにぎわす問題」というのは、ここ数カ月というもの、様々な方向で激化の様相を見せているが、こと、「国際的に見ていかがなものか」と思わせる問題が二つ。ひとつは、世界の政界の国際的な流れを完全無視し、顰蹙を買いながら押し進めるアマゾンの森林伐 ...

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