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2019年10月30日の記事一覧

『西風』節目の第10号=田中慎二追悼特集など多数収録

 西風会(せいふうかい)は10月に『西風』第10号を刊行した。節目を記念した特別号。  巻頭では、昨年9月に死去した田中慎二さんの一周忌をしのび、同氏の画文集『アンデスの風』から絵画とエッセイの一部を掲載。『西風』の装丁自体も田中氏が手掛けたもの。  現在、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会ビル内ブラジル日本移民史料館(R. ...

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海外日系人協会会長に飯泉嘉門氏=「日系社会との関係増進に注力」

 徳島県知事で全国知事会会長を務める飯泉嘉門(いいずみかもん)氏が9月27日付けで、(公財)海外日系人協会の会長に就任した。  前会長は前埼玉県知事で全国知事会前会長の上田清司氏。飯泉氏は書面にて「日系人社会と我が国との関係増進に全力を傾注する」と活動への意欲を示し、上田氏は関係者への感謝の意を表した。

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ハンセン病患者数は世界2番目=制圧とはほど遠い現状と取り組み=岡本洋幸(在ブラジル日本国大使館 参事官兼医務官) 平山謙二(長崎大学熱帯医学研究所教授)

 ブラジルは、ハンセン病患者数が世界で2番目に多い国です。  2003年から2018年の間に合計58万6112件、そのうち15歳未満4万4479件、また「グレード(段階)2」の障害が3万7390件報告されています。(出典はブラジル保健省SUS情報局)  世界保健機関(WHO)のハンセン病の障害度分類グレード1は「知覚麻痺はあるが ...

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江差追分ブラジル支部=創立30周年記念公演「夢海」の写真グラフ

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江差追分慶祝団が来社=「ブラジル支部の熱意に感動!」

 江差追分会ブラジル支部(馬欠場哲巨支部長)の創立30周年事業のために今月17~21日まで来伯した慶祝団一行(照井誉之助(よのすけ)団長)が、挨拶のために18日に来社した。  慶祝団は、江差追分会会長で江差町の照井町長、同会の国仙敏孝事務局次長、民謡歌手の寺島絵里佳さん、日和義貴さん、尺八奏者の田村壮成さん、三味線奏者の小野美香 ...

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気候変動と燃えるアマゾン―文明のあり方を問う=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子

 2011年3月11日、私たちは日本列島の東北海岸一帯で起きた大津波が、人の営みを容赦なく一瞬にして押し流す自然の猛威による惨状を目の当たりにした。誰もが決して忘れることのできない恐ろしいものが、脳裏に刻まれた。  それ以来、毎年と言っていいほど、台風による大雨、時季外れの豪雨によって山が崩れ、川が溢れ、家々が流される。その都度 ...

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