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2019年11月12日の記事一覧

東西南北

 ルーラ氏の釈放がブラジル中の話題をさらった週末。トフォリ最高裁長官やモロ法相の意向を受けた連邦議会では、ラヴァ・ジャット派議員中心に、「2審有罪で刑執行」の憲法補足法案の審議を急ごうとしている。だが、11日付のヴェージャ紙サイトによると、最高裁での審理後の同件に関するツイート110万件を調べたところ、71%が最高裁の審理結果に ...

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HY=待望のブラジル初公演!=会場一体、歌って踊る=沖縄県人ら千人が文協埋める

 「またブラジルでライブしたいです! その時も会いに来てね!」――HYのギターとボーカルを担当する新里英之が呼びかけると、会場から拍手と大歓声が返ってきた。今月8日午後8時から、サンパウロ市リベルダーデ区の文協大講堂で、初のブラジル公演を行った沖縄県うるま市出身の大人気バンド「HY」。会場には沖縄県に所縁がある若者を中心に約千人 ...

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兵庫県=高校・大学生がブラジル農業研修=「広大な農地、全てが新体験」

 県内の高校・大学生13人と引率2人による「第41回兵庫県若手地域農業リーダー海外派遣団」(北垣一成団長)が、海外研修のため10月24日に来伯。先月31日に、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイ・パラセ・ホテルで会見した。  派遣団は5日までブラジルに滞在し、パラナ州マリンガ市、サンパウロ市で日系農家の視察や現地高校生との交流、 ...

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栗山舎人氏の作品などに栄冠=にっけい文芸賞、23日に授賞式

 ブラジル日本文化福祉協会の文芸委員会(林まどか委員長)は「2019年度にっけい文芸賞」の受賞作を発表した。文芸賞は日本語、ポルトガル語、漫画部門があり、日本語部門では栗山舎人(くりやま・とねり)氏の移民の生活を描いた短編集などが受賞した。  授賞式は23日午後1時から、文協ビル2階の貴賓室(R. São Joaquim, 38 ...

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クリチバ総領事館業務出張=11月30日マリンガ文協で

 在クリチバ日本国総領事館(木村元総領事)は領事業務出張サービスを11月30日(土)、パラナ州マリンガ市のマリンガ文化体育協会(ACEMA/Av. Kakogawa, 50 – Parque das Grevileas, Maringá)で行う。午前9時~正午、午後1時半~5時まで。  取扱業務は次の通り。  ▽日本 ...

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大耳小耳

 「2019年度にっけい文学賞」に選ばれた栗山舎人氏著『ある移民の生涯』は、いくつもの短編と随筆からなる作品集。渡伯して間もない移住者の心境や、日本人がたくさん住んでいた頃の東洋街など、ブラジル暮らしが長い者には懐かしい風景がよみがえる。雨が続くここ数日、ふだん読書から遠ざかっている人には、この文学賞はコロニア文学を手に取ってみ ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(167)

 投獄や情報機関、社会、政治家たちの臣道聯盟に対する激しい追及にもかかわらず、まるで何事も起らなかったかのように、何人かの聯盟のメンバーは日本の勝利をかたくなに信じ、犯罪により組織の活動を続けようとした。終戦後1年経ったころ、警察は日本大使館宛の書類を手にした。内容は次のようなものだった。  「我々は終戦1年を迎え、母国から遠く ...

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ルーラ釈放は最高裁が悪いのか?

釈放されたルーラ(Gibran Mendes/CUT Parana)  ブラジル最高裁が7日、「2審有罪で刑執行」派が5対6で「刑執行反対」派に負けた。これを受けてルーラ元大統領が釈放され、世間がざわついている。ムリもない。ところが、グローボTV局はあえて大騒ぎせず、「なにか裏にあるのでは?」とかえって不気味な雰囲気を醸し出して ...

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