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11月 2019の記事一覧

東西南北

 いったんは解決したように見えたマリエレ事件の疑惑が消えず、さらには証拠隠滅疑惑、警察や放送局への威嚇疑惑が発覚し、踏んだり蹴ったりのボルソナロ大統領。これらはグローボ局との対決で生まれている問題だが、その一方でエスタードやフォーリャ紙が、同大統領と現在もめている社会自由党(PSL)のスキャンダル報道を展開。中には「幽霊候補で得 ...

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令和元年秋の叙勲15人に=日伯交流に尽力した功労者ら=二宮氏「生涯現役で努める」

 日本政府は令和元年秋の叙勲受章者を3日に発表した。ブラジル在住者からは邦人3人を含む15人が受勲した。その一人、二宮正人氏(70、長野県)は「日系社会にはもっと素晴らしい功績を上げた方々がいる。その方々を差し置いて受章するのは申し訳ない」と謙遜しつつ、「弁護士も大学教授も通訳も生涯現役で努めていく」と決意を新たにした。原田清氏 ...

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カンポ・グランデ=日本祭りを22日から初開催=来年祝う100周年の準備に

 マット・グロッソ・ド・スル州都で初めての日本祭りが、11月22日から24日までカンポ・グランデ日系文化体育協会(AECNB)のSEDE・CAMPO(Saida para Tres Lagoas, BR 262 KM 2)で開催されることになった。  来社した安慶名ネルソン・タモツ会長は、「日本祭り開催は、昔の会の幹部時代からの ...

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押し花絵展示会9、10日=鑑賞、制作体験、お土産も

 押し花絵アーティストの今井アリッセみどりさんが代表を務める押し花絵教室が「第18回押し花絵展示会」を9、10日午前9~午後6時半、陶芸研究所(Instituto Arte Cerâmica/R. Frei Eusébio de Soledade, 84 – Vila Mariana)で開催する。入場無料。  展示会 ...

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関根隆範氏を偲んで=ブラジル柔道と共に歩んだ同志=ブラジル講道館柔道有段者会 名誉会長 岡野脩平

 10月30日の朝、私の携帯の呼び鈴は鳴りやまなかった。  友人、知人、柔道関係者たちから、関根隆範氏の、日本での急死を知らせる電話であった。  10月3日、サンパウロ州柔道連盟アレシャンドレ会長と共に、30人の若手柔道家を引率して訪日した。ブラジル公教育に現在、柔道を導入するプロジェクトを推進していただいている日本国スポーツ庁 ...

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県連故郷巡りアマゾン=90周年に沸く「緑の天国」=(17)=ベネズエラ難民が多いマナウス

 ベレン市で90周年の式典を終え、一行は15日の朝に飛行機でマナウスへ向かった。空港では、トメアスーとベレンの式典に出席していた、西部アマゾン日伯協会の竹田ヴラジミル満音副会長(60、二世)と再会した。  記者が拙いポルトガル語で話しかけようとすると、「日本語で大丈夫ですよ」とにこやかに答えてくれた。日本に4年近く住んでいたこと ...

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《記者コラム》チリのような暴動は、ブラジルでも起きるか?

▼「AI5もありえる」という暴言の背景  10月31日、ボウロナロ大統領の息子エドワルド連邦下議は、居丈高に「もしもチリで起きているようなことがブラジルで起き、飛行機のハイジャックや要人の誘拐にまで発展するようなら、現代版のAI5(軍政令)を作って対応することもありえる」という過激な発言をして、マスコミから総スカンをくらい、最終 ...

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在伯青森県人会創立65周年祝う=名和会長が母県の魅力紹介=三村県知事「交流一層深めたい」=180人で節目の年を祝う

 在伯青森県人会(名和渋川幸子マリア会長)の創立65周年記念式典がサンパウロ市リベルダーデ区の静岡県人会館で開催された。母県からは三村申吾県知事のメッセージが届き、「県人会の皆さんと一層交流を深めたい」と関係深化を望む言葉が代読された。サンタカタリーナ州からは青森県と縁が深い平上文雄さんも駆けつけるなど、会員や家族を中心に約18 ...

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《ブラジル》海賊版で稼ぐ犯罪者摘発=違法なサイトやアプリ凍結へ

 法務省の指揮で12州の市警が連携し、映画や連続ドラマ、テレビ番組などを違法な形で流している210件のサイトや100件の不法なアプリを摘発する作戦が、1日に実行された。  電子版の海賊版摘発の目的は、これらのサイトやアプリを凍結または差し止め、インターネット検索などにも出てこないようにする事だ。もちろん、これらのサイトに関連する ...

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《ブラジル》エドゥアルド下議「左翼が暴れたらAI5」=軍政タブーに触れ大問題に=下院では罷免求める声も=父ボルソナロ大統領も嘆く

 10月31日、エドゥアルド・ボルソナロ下議が、「チリでの民衆デモのようなことがブラジルで起これば、新たな軍政令第5条(AI5)発令などの思い切った措置が必要だ」と発言したことが明るみとなった。軍政時代に政治犯の投獄や暗殺を急増させ、議会閉鎖も招いた、ブラジル政治史でも悪名高い同法の名前を威嚇的な意味合いで語ったことに対しては、 ...

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