リオ=コルコバード登山道で強盗事件=邦人含む40人が被害に

コルコバードの丘にある有名なキリスト像(Foto: Alexandre Macieira/Riotur)

コルコバードの丘にある有名なキリスト像(Foto: Alexandre Macieira/Riotur)

 3日正午過ぎ、リオ市内のコルコバードの丘に登山していた邦人を含む約40人の登山客が、銃ナイフを所持した賊3人に襲われる強盗被害が発生した。複数の現地紙が報道しており、在リオデジャネイロ日本国総領事館は、観光客に注意を呼びかけている。
 事件が発生したのは、ラージェ公園からコルコバードの丘に登るラージェ登山道で、賊3人は順次登山者を脅して、カメラ、携帯電話、現金などを強奪した。
 この登山道は本件のような強盗事件が最近多発しており、在リオ日本国総領事館は、「登山道など逃げ場のない状況下で、銃器を所持した賊に襲撃される恐れがありますので、徒歩によるコルコバードの丘への登山は避けてください」と呼びかけている。