サンパウロ州=昨年から通知なし、期限に注意!=9日からIPVA期限切れ開始

 サンパウロ州では昨年以降、自動車所有税(IPVA)の支払い期日の通知が郵送されなくなっている。車を持っている人はIPVAの支払いを忘れないようにと同州財務局が、警告を発した。
 IPVAは、3%の割引つきの一括払い、割引なしの一括払い、3回の分割払いの3通りの方法で支払う事が出来る。
 今年の場合、末尾番号が1の車は、割引つきの一括払いと1回目の分割分の支払期日が1月9日、割引なしの一括払いと2回目の分割分の期日が2月11日、3回目の分割分の期日が3月11日となっている。(それ以外の末尾番号の車の支払期日は、別表参照)
 IPVAの金額は、銀行の窓口や自動預け払い機(ATM)、財務局のサイト(http://www.ipva.fazenda.sp.gov.br/ipvanet/)で調べる事が出来る。
 IPVAの払い込み伝票は同じサイトを使えば印刷できるが、大半の銀行は、自動車の国家登録(Renavam)の番号があれば、伝票がなくても受け付けている。
 支払期日に遅れた場合は、1日0・33%の罰金と、経済基本金利(Selic)に応じた利息を支払わねばならない。60日以上遅れた場合の罰金は、IPVAの金額の20%となる。
 サンパウロ州で登録されている自動車は2510万台あり、1740万台がIPVAを払う必要がある。同州のIPVAの額は、10・44レから16万レ弱までと幅がある。
 IPVAの支払期日や罰金の額は州毎に違うので、各々の州で調べる必要がある。