修養団=講習会を6都市で開催=青少年ら1500人参加

来社した一行

来社した一行

 ブラジル修養団連合会(桜井仁会長)は、日本から青年部担当の青木富造常任理事を招聘し、聖、パラナ州6都市を巡り少年少女講習会を実施している。
 「愛と汗」の精神を通じて社会教育を行うことを目的として団体で、当地では1971年に創立した。日本から30年近くに及んで講師が派遣されており、毎年講習会を開催している。
 各地で開始される講習会では、約1500人の参加を見込む。子供たちは2泊3日の集団生活を通じて、規則正しい生活習慣を身につけるともに、ともに働くなかで仲間作りを目指す。
 来社した青木常任理事は「講習会を経験した人伝いに口コミで広がり、応募開始後すぐに満員になってしまうところも。日本の生活習慣を身につけさせたい両親の強い期待がある」と見ており、「人の為に役立つ喜びを学んで欲しい」と話す。
 ブラジル修養団連合会の蓮沼芙美雄名誉会長も「非常に内容の濃いプログラムになる。3日間楽しく過ごすなかで、子供達の素晴らしい経験になると信じている」と期待を寄せた。
 なお、講習会は11日のモジ・ダス・クルーゼスを皮切りに、スザノ、アサイー、マウアー・ダ・セーラ、ロンドリーナ、マリンガで行われ、青木常任理事は来月6日に帰国する。