女子体操のホープ17歳で急死=元ジュニア代表で将来有望も

 ブラジル体操連盟と同サンパウロ支部は16日、女子体操選手、ジャケリーネ・シウヴァ選手の急死を伝えた。
 理由は現在のところ明らかにされていないが、ここ最近、体調を崩していたとの情報がある。
 ジャケリーネはサンパウロ市内の体操クラブ、ピニェイロスに所属し、ジュニア代表のメンバーにも選ばれていた。
 17年に本代表の対象年齢、16歳に達したたばかりで、まだ、本代表には選ばれてはいなかったが、本人はそれを目標に努力を続けていた。
 死因は現在のところ、まだ明らかにされていない。
 生きて代表入りし、五輪出場権を獲得していたと仮定すれば、20年に18歳での東京五輪出場も夢ではなかった。
 ブラジルにとって、体操はロンドン五輪以降、上り調子にある競技でもあり、体操界の関係者は一様に、早すぎる死を嘆いた。(17日付グローボエスポルテなどより)