京藤間=リベイロン・プレットで舞初め=遠方からも来場、会館満員に

大盛況で幕引きとなった

大盛況で幕引きとなった

 日本舞踊の京藤間流(京藤間勘輝二代目家元)が「新年舞初め」を1月27日にリベイロン・プレット日本文化協会で開催し、会館が満員となるほどの大盛況となった。
 新年舞初めはこれまでサンパウロ市、カンピーナス市のいずれかで開催されてきた。リベイロン・プレット市開催は今回が初。同市でも、月2回の稽古が行われている縁から実現した。
 報告に来社した京藤間勘悦子会主、田中千代子さんは「『この会館が満員になったのは初めて』とのお言葉を頂いた」との盛況ぶりを報告し、「遠方で大変でしたが、最後まで観て喜んで帰って頂いた。本当によかった」と胸をなでおろした。
 当日はリペイロン・プレットのみならず、グァタパラやジャボチカバウなど遠方からも観客が駆けつけ、最後は日本のお菓子などが当たる抽選でも盛り上がった。