《ブラジルサッカー》U20選手権で絶体絶命=2分2敗でU20W杯出場は風前の灯

飛び級でエースナンバー10を背負う、レアルマドリッド移籍内定のロドリゴ(サントス)も良いところがない(CBF)

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 チリで行われているサッカーU20南米選手権の最終ラウンド第4節で、ブラジル代表は7日のエクアドル戦に0対0で引き分け、最終ラウンド2分2敗の勝ち点2で最下位となり、上位4位までに与えられるU20W杯(5―6月、ポーランド開催)の出場権獲得が極めて厳しくなった。
 同大会は南米サッカー連盟(Conmebol)所属の10カ国が参加、第1ラウンドで4チームがふるい落とされ、最終ラウンドは6チームの総当たり戦で行われる。
 第1ラウンドを突破したブラジルだったが、最終ラウンドで大苦戦、第3節終了時点で、1分2敗の最下位に沈んでいた。
 優勝の可能性は消えても、上位4位までに入れば、U20W杯に出場できるため、第4節のエクアドル戦にはモチベーション十分で挑んだはずのブラジル。ところが、最終ラウンド3節までで僅か2得点の得点力不足がまたも露呈し、無得点ドローに終わってしまった。
 ブラジルは10日の最終、アルゼンチン戦に勝って、ウルグアイと対戦するコロンビアと、エクアドルと対戦するベネズエラが共に勝ち点を取りこぼす事を願うしかない。
 アルゼンチンは最終戦ブラジル戦の結果に関係なく、既に4位以内を確保している。だが「宿敵ブラジルを倒しての優勝」というこれ以上ないモチベーションがあり、勝利は容易ではない。
 また10日の最終節はコロンビア対ウルグアイ戦が、ブラジル対アルゼンチン戦よりも先に行われ、その試合でコロンビアが勝つと、ブラジルの4位以内の可能性が消える。(8日付ブラジル各紙、サイトより)