東西南北

 6日に行われた「アプラソン(審査結果発表)」の結果、今年のリオのカーニバルのスペシャル・グループのエスコーラのデスフィーレ(パレード)は、古豪マンゲイラが優勝した。優勝は3年ぶり20回目。今年のマンゲイラは、演技をし終わった直後から大絶賛の嵐だったが、いざ蓋をあけてみたら、満点の270点を記録と、圧倒的な強さだった。2位にはカリスマ・カルナヴァレスコ、パウロ・バロスを迎えたヴィラドウロ、以下、ヴィラ・イザベル、ポルテーラ、サルゲイロ、モシダーデまでが6位入賞を果たした。これらのエスコーラは9日に、同市サプカイのサンボードロモで再度デスフィーレを行う。
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 ボルソナロ大統領は、ツイッター上で大統領就任宣言を行った俳優ジョゼ・デ・アブレウを訴訟する構えでいるという。アブレウはあくまで「社会風刺」として就任宣言を行っており、起訴されたら、大統領を逆に訴えるといい、さらには「人身保護令もほしい」と訴えているという。ボルソナロ氏はつい最近、自身がツイッターであげた放尿動画が問題になったばかり。ネット上のことはさて置いて、大統領としての職務をまずは果たしてほしいのだが。
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 サッカーのリベルタドーレス杯で、グループ・リーグがスタートした。F組で参加のパルメイラスは6日、敵地コロンビアで行われた対ジュニオール・バランキージャ戦を2―0で快勝し、幸先の良いスタートを切った。昨年の全国選手権でも優勝し、今季のサンパウロ州選手権でも絶好調。今年のパルメイラスはかなり期待できそうだ。