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 ジャパン・ハウス(マルセロ・アラウジョ館長)は、講演会「日本食における麺類の多様性」を21日午後7時から、同館(Avenida Paulista, 52)で行う。高級日本食レストラン「藍染」の料理人・白石テルマシェフを講師に招き、らーめん、うどん、蕎麦等の多様な麺類の基礎について説明し、その調理方法や人気のレシピを紹介する。当地では焼き蕎麦が大衆食として根付き、ラーメン店が続々と開店するなど人気を博している麺類だが、蕎麦、素麺などは食べ方を知らないブラジル人も多いかも。今現在、当地では冷たい主食を食べる習慣はあまりないが、このような取り組みで一般化すれば、いずれは当地でも冷たい素麺をすするのが夏の風物詩として定着するかも。

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 「あるぜんちな丸」に乗船しブラジル、パラグアイ、アルゼンチンなどへ移住した人たちを50年目に撮影した番組「移住50年目の乗船名簿」の第1回「アマゾンに生きた人々」が24日午後9時から、NHKワールド・プレミアムで放送される。同作品は元NHKディレクターの相田洋氏が、移住者がどのような人生を歩んだのか10年ごとに取材する「乗船名簿シリーズ」。50年目の同作品では、24日の第一回目を皮切りに翌25日の午後9時から第2回「夢と希望と愛の軌跡」、その後順次第3回、第4回と放映されるので、ぜひ観てみては? その感想を「ぷらっさ欄」まで投稿を!