東西南北

 13日に10人の死者を出す無差別テロが起きた、サンパウロ大都市圏スザノ市の州立校プロフェッソール・ラウル・ブラジルが、昨日18日から再開された。この日は原則的に、教職員が「生徒たちをどう迎え入れるべきか」を話し合う日で、生徒の登校は今日からだ。だが、18日も彼らが学校に入ることは許され、そこで激励や慰めに来た人たちから花を受け取ったり、抱きしめあったりする光景が見られた。学校側は授業をいつから本格化させるかを今週決める意向だが、今は、慌てずに生徒の心の傷を癒すべき時だ。ゆっくりと立ち直って、徐々に日常に戻っていくことを祈るばかりだ。

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 2月8日に10人のサッカー少年たちを犠牲にした、リオ市にあるフラメンゴのトレーニング・センター「ニーニョ・ド・ウルブ」での火災。原因は冷房のショートが有力視されていたが、調査の結果、火災の2日前に既にショートが起こっていたことがわかった。その時も火災が起きかけたが、この時は、叫び声を聞いた従業員がショートに気づき、建物全体の電源を切ることで対処していたという。その時になにか手を講じることはできなかったものか。

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 16日のサッカーのサンパウロ州選手権第11節、サンパウロ市パカエンブー・スタジアムでのパルメイラス対サンパウロは1―0でパルメイラスが勝利した。これでパルメイラスは決勝トーナメント進出が決まったが、サンパウロは予選D組の2位となり、脱落圏内の3位との勝ち点差はわずか2点。20日夜、一斉に行われる最終節の結果次第で、逆転もありえ、危機一髪状態だ。