東西南北

 サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長が、マルジナル・ピニェイロスのカステロ・ブランコ方面への高速レーンでのバイクの走行を全面的に禁止する意向を表明した。同道での交通事故の死者を減らすためで、5月までに有効となる見込みだ。インテルラゴス方面は来年から、同様の措置をとるという。また、市内でも特に事故が多い五つの地域の制限速度を時速30キロにすることも考えている。マルジナル・チエテの高速レーンでは既に、バイクの走行が全面的に禁止されている。中央部(地域側のレーン)は、午前5時~午後10時だけ走行できる。交通事故による死者を減らそうとの試みだが、果たして効果は?
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 サンパウロ市市議会は17日、市内の商業施設におけるプラスチック製ストローの提供を禁じる条例の2度目の投票を行い、承認した。移行期間は180日間で、レストランやホテル、バー、ナイトクラブなどは、代替物を用意するなどして、プラスチック製ストローを排除しなければならない。市民にはおなじみの光景が変わることになるが、これはプラスチック製品を使用することで生まれる資源浪費と、環境を汚すことを防ぐための取り組みだ。新しい習慣に慣れたいところ。
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 17日に行われたサッカーのブラジル杯第4ラウンド第1戦で、サントスは本拠地ヴィラ・ベルミロでの対ヴァスコ・ダ・ガマ戦に2―0で勝利した。だが、コリンチャンスは敵地サンタカタリーナ州での対シャペコエンセ戦を0―1で落とした。決勝トーナメント進出をかけた第2戦は、24日に行われる。