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ブラジル日本交流協会=「ブラジルで1年研修しませんか?」=2018年度研修生体験談<2>=吉川昂海

右手前が吉川昂海さん(郵船ロジスティックス派遣)

 静岡県浜松市出身の吉川昂海です。高校までは、青々とした天然芝でプレーすることに憧れていたサッカー少年でした。

 ブラジルに行こうと思った理由は、大学の国際学生寮でブラジル人の留学生と友達になり、彼の持つ人間性や、「人生を楽しんでる感」に憧れて彼の母国であるブラジルに行こうと思いました。

 羽田を発つ前は、ブラジルは太陽の国で楽しい国なんだろうな〜ぐらいしか考えてなかったです。まあ行けばどんな国かはわかるから今は調べなくてもいっか〜って感じでした。

 ブラジルからは、底抜けな明るさと人生を楽しみきるメンタリティーを学びたいと思っていました。

 実際に来てみたら、みんなめっちゃフレンドリーで、バスや電車で隣に座った時だけでなく、信号待ちをしている時ですら隣に立ったおばあちゃんは話しかけてきました。

 また、「欲に対して素直な国」でもありました。パウリスタ通りのショッピングセンターに初めて行った時には、エスカレーターに乗ってるカップルが、いきなりディープキスをし始めて「ふぉえ〜〜〜」って思いました。こんなに破廉恥な国だとは思っていませんでした。あとは、電車に乗った時に隣の女の子がポップコーンを「食べる?」っていきなり聞いてきた時は、文化の違いってすごいな〜って思いました。

 1年間の研修を経て、自分に余裕が生まれました。今は就活をしていて、周りの友達は人生に対しての不安や、面接へのプレッシャーで頭を抱える毎日を送っていますが、私は自分のペースでやりたいことをやれてます。「なんだかんだ人生なんとかなるな」って感じです。ブラジルで学んだ「今」を全力で楽しむ精神が自分自身の考えに大きく影響しているんだと感じます。

 今あるもので、今この時一緒にいる人とどれだけ楽しめるか。ないものをねだったり、未来のことをあれこれ考える前に今を全力で楽しんどこうよって感じです。

派遣先の同僚たちと記念撮影

 私の人生の最終目標は世界平和の実現です。そのための手段として音楽はとても良いものだと思っています。ブラジルでは、音楽をお金儲けのための道具としてではなく、奏でる側も、聞く側も、楽しむためのものとして捉えているように見えました。

 音楽は人の心を癒し、励まし、言葉の壁を超えます。ポルトガル語もわからないまま、仲間と楽しくFUNKを聞いていたのが懐かしいです。日本とブラジルだけでなく音楽を通じて人と人の心を結びつける活動をしていきたいです。

     ◎

 2020年度の研修生募集期間は7月31日まで。募集人数は15人程度。参加要件は、①2020年4月1日時点で成人している②高等学校卒業もしくはそれと同等以上の学力を有する③犯罪歴が無い④日本事務局が開催する募集説明会に参加していること。

 参加費用として約100万円が必要で、半年間の派遣前研修を日本で受けてから渡伯となる。応募、詳細問い合わせは同協会HP(http://anbi2009.org/)から。

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