文協古本市に長蛇の列=図書委員も随時募集中

古本市の様子

古本市の様子

 ブラジル日本文化福祉協会の図書委員会(川原崎隆一郎委員長)による「秋の古本市」が先月28日、文協ビルにて開催された。貴重な日本語書籍の古本が格安で手にはいるとあって、約550人が来場した。開場前には約100人の行列ができていた。ボランティアも70人を動員。日系人のみならず、非日系人も漫画などを求めて多く来場し、売り上げは1万5690レアルとなった。
 古本市実行委員長の金田聖治さんは「客層が変わってブラジル人が増えてきた。それだけ古本市が広まっている証拠」と語った。
 なお、文協では図書委員を随時募集している。活動内容は、2か月に1度会議を行い、図書館の運営状況、古本市やフリーマーケットなどの活動状況を共有する。本の寄贈も随時募集中。問い合わせは文協図書館(11・3208・1755)まで。