野村流支部=創立65周年記念式典、11日に=「優雅な古典音楽・琉球舞踊を」

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 「琉球古典音楽の真髄・優雅な琉球舞踊をどうぞ」――野村流古典音楽協会ブラジル支部(知念直義支部長)は「創立65周年記念式典・公演、祝賀交流会」を11日(土)午後2時から沖縄県人会本部大サロンで開催する。式典・公演の入場料はないが、祝賀交流会に参加するには協力券50レアルの購入が必要。
 当日は同協会本部から次の役員、糸数昌治副会長、宮城勝秀副会長、村上佳子書記、古谷順子会計、内間清彦本部支部長に加え、玉城流円の会の平良富士子会主ら6人が来伯して公演に華を添える予定。
 同支部は1954年10月11日に宮里松吉氏を初代会長として「在伯野村流音楽協会」名で発足。同県人会初の芸能団体でもある。代々の支部長を中心に地道に活動を続け、1980年に現在の名称に変更。県人会の諸行事で日頃研鑽している芸能を披露してきた。
 同支部関係者は、「当初は内輪だけでと思っておりましたが、本部の先生方が来られることになり、盛大に開催することになりました。当日は我々に加えて、本部の先生方が古典音楽の真髄を見せてくれます。家族と一緒にぜひご来場をお願いします。楽しんでください」と呼びかけている。