「生きるって大変! 人生いろいろ」=毛利律子氏の講演会27日

 ブラジル日本女性の会(細井真由美代表)は毛利律子氏による講演会を27日午後1時から、サンパウロ市リベルダーデ区の山形県人会会館(Av. Liberdade, 486)で開催する。テーマは「文学と生老病死 生きるって大変! 人生いろいろ」。
 生老病死は仏教用語で、人生で避けられない4つの苦、生まれること、老いること、病むこと、死ぬことを指す。毛利氏はウィリアム・シェイクスピアの代表的戯曲『リア王』などを参考に、生老病死を楽しく考える場にする予定。
 毛利氏は本紙に度々特別寄稿を寄せており、以前にも老後を考える講演会なども開催。前回に予想以上の参加者があったことから、今回はより広い会場に変更した。毛利氏への質問や、参加者同士の意見交換もできる。細井代表によれば「誰でも気軽に参加できる」とのこと。
 毛利氏は1949年に沖縄県に生まれ、68年に米国の大学に留学。88年には慶應義塾大学文学部人間科学専攻を卒業し、92年には岡山大学大学院英米文学博士課程を修了。
 参加費は10レアル。事前申し込みは不要。問い合わせは細井代表(電話=11・94149・0732)まで。