那覇市で移民の日交流感謝会=米大陸の協会関係者集まり祝宴

会の様子(翁長さん提供)

会の様子(翁長さん提供)

 【沖縄県那覇市発】「移民の日交流感謝会」が6月18日に、沖縄県の那覇セントラルホテルで開催された。主催は沖縄パンアメリカン協会(会長=沖縄カナダ協会会長の大山盛稔氏)。約150人が集まり、盛大に祝った。
 年に一度、沖縄カナダ協会、沖縄ハワイ協会、沖縄キューバ協会、沖縄ブラジル協会、沖縄ボリヴィア協会、沖縄ペルー協会、沖縄アルゼンチン協会が集まって会食と親睦を深めている。

ブラジルから来沖中のテツオ・ヒガさんを囲んで(翁長さん提供)

ブラジルから来沖中のテツオ・ヒガさんを囲んで(翁長さん提供)

 来賓として沖縄県副知事、沖縄県議会議長の新里米吉氏、外務省の沖縄担当大使の川村裕氏、ロバート・ケプキー在沖米国総領事館総領事などが挨拶を行った。
 乾杯は(公財)沖縄県国際交流・人材育成財団理事長の與那嶺善道が音頭を取って、元気よく盃を交わした。
 余興には沖縄ハワイ協会によるフラダンスとウクレレ演奏、沖縄尚学高校地域研究部の賛助出演でインド創作舞踊、沖縄ペルー協会によるギターとカホンが演奏された。

三線を演奏した、金城ルーカス秀樹(ブラジル、左)

三線を演奏した、金城ルーカス秀樹(ブラジル、左)

 さらに、ウチナーンチュ子弟留学生による三線と沖縄舞踊では、「かぎやで風」「上り口説」を金城ルーカス秀樹(ブラジル)、安富祖末吉アレハンドロ(ペルー)、新間マルティン(アルゼンチン)が本格的な演奏と唄と踊りを見せ、場内から大きな拍手がわいた。
 最後は、沖縄ペルー協会の比嘉憲太郎氏の閉会の挨拶で閉会し、来年の再会を固く誓った。(翁長巳酉さん通信)