《サンパウロ大都市圏》非合法の銃製造工場発見=自動小銃4丁と銃弾など押収

押収された銃や銃弾、製造用の器具(Polícia Militar/Divulgação)

 サンパウロ市の東隣のスザノ市で1日、軍警が非合法の銃製造工場を発見し、容疑者2人を、使用が制限されている銃弾の不法所持と火器製造の現行犯で逮捕した。
 工場を発見した軍警は、巡回パトロールの最中に屋内に人がいるのに気づき、不審に思って呼び出したという。
 軍警は「建物の中にいた男に、『ちょっと話がしたいんだ。外に出てきてくれないか』と呼んだが、明らかに神経質な様子だった。外からでも、武器の部品のようなものが見えていた」と語る。
 建物の内部を捜索すると、手製の自動小銃4丁と、銃弾、さらには銃製造のための道具や機械も見つかった。
 逮捕された2人は所轄の警察署に連行され、調書をとられた。「容疑者2人は、銃や弾薬の所持規制や銃の違法製造について定めた、銃規制法16、17条に違反している」と警察は発表した。(1日付G1サイトより)