コパ・アメリカ=ブラジル代表が12年ぶりに決勝へ=宿敵アルゼンチンを振り切る

勝利の立役者のフィルミーノ(右)とガブリエル・ジェズス(Lucas Figueiredo/CBF)

勝利の立役者のフィルミーノ(右)とガブリエル・ジェズス(Lucas Figueiredo/CBF)

 サッカーのコパ・アメリカの準決勝が2日、ベロ・オリゾンテのミネイロン・スタジアムで行われ、ブラジル代表(セレソン)がアルゼンチンを2―0で振り切り、2007年以来となる決勝進出を決めた。3日付現地紙が報じている。
 両チーム共、前半から積極的に攻めていたが、試合が動いたのは前半19分、フィルミーノの右からのパスを、ゴール前まで上がっていたガブリエル・ジェズスがきれいにあわせてシュートし、先制点をあげた。
 アルゼンチンは後半に再三シュート攻勢をしかけたが、セレソンのディフェンダーの固い守備に阻まれた。後半20分には、メッシがゴール左上隅に蹴った難易度の高いシュートを守護神アリソンが美技で好捕する場面も見られた。
 逆に後半26分、セレソンはジェズスからの左からのパスをフィルミーノが決め、2点目。4本のシュートの内2発を決めたセレソンが、14本のシュートを浴びながらも無失点でしのぎ、前回優勝の2007年以来、12年ぶりとなるコパ・アメリカの決勝進出を決めた。
 決勝戦は7日午後5時から、リオのマラカナン・スタジアムで行われる。