日本祭り=「高齢者広場へどうぞ!」=企画充実、家族向け講演も

案内のため来社した鈴木さん、神谷さん、玉城さん

 今週金曜5日から始まる第22回日本祭り(サンパウロ・エキスポセンター、Rod. dos Imigrantes, km 1,5)では、今年も恒例の『高齢者広場(Espaco da Terceira Idade)』が設置される。
 800平米の会場は体験、講演、紹介の3つに区切られる。体験スペースではゲートボール、ラジオ体操、健康体操などのデモに加え、「一緒にやりましょう」という時間も設けられる。ドイツ式の欧州音楽に合わせて身体を動かすもの、ブラジル音楽を使った高齢者向け体操も楽しめる。
 講演スペースでは、高齢者がいる家族が知っておいた方がよい話、良い精神状態を維持する方法などの様々なポ語講演が行なわれる。
 紹介スペースでもデイ・ケア・サービス、アルツハイマーなどに関するサービスを行う団体が説明をする。今年もブラジル日本棋院やブラジル将棋連盟が出張して体験できるようにする。
 案内のため来社した担当者の鈴木・牧ウィリアンさん、協力者の神谷牛太郎サンパウロ市議、玉城ロベルトさんは「講演はポ語のみだが、日本語ができる人も常駐する。今年もたくさんの人に立ち寄ってほしい」と来場を呼びかけた。問い合わせは県連(11・3277・8569)、鈴木さん(同・99604・2335)まで。