《パンアメリカン》=ブラジルは体操でメダルラッシュ=女子ハンド、金で東京行き確定

金メダルを獲得して喜ぶブラジル女子ハンドボール代表(Abelardo Mendes Jr./rededoesporte.gov.br)

 ペルーのリマで7月26日から行われている、南北アメリカ、カリブ海諸国限定参加の〃ミニ五輪〃、パン・アメリカン競技大会7日目の1日昼までで、ブラジルは金メダル12個、銀メダル10個、銅メダル1個の計40個のメダルを獲得したと、7月31日、8月1日付現地各紙・サイトが報じた。
 大会前半、ブラジルチームを牽引したのは男女の体操だ。ブラジルは男子が団体で金、個人総合で金と銀、鉄棒で金と銀、平行棒で銀、あん馬で金、つり輪で銀を獲得。女子は団体で銅、個人総合で銅、床で銅と、金4、銀4、銅3の合計11個のメダル獲得となった。
 また、7月30日には女子ハンドボールが決勝でアルゼンチンを破り、6大会連続で優勝。東京五輪出場権を獲得した。
 同じく30日には、重量挙げ男子の最重量級である109キロ超級で、フェルナンド・レジスがパン・アメリカン3連覇を果たした。ボーリング男子個人でも、マルセロ・スワルツが3大会連続のメダル獲得となる銀メダルを獲得した。スワルツは11年グアダラハラ大会(メキシコ)で銅、15年トロント大会(カナダ)では金だった。
 また、今大会は平均年齢22・2歳と若い選手を送り込んだボクシングチームは、7月31日までの段階で銅メダル2個を確定させ、決勝進出者が4人も出ている。決勝進出者は勝てば金メダル、負けても銀メダル獲得だ。男女階級別の決勝は1、2日にかけて行われる。