《ブラジルサッカー》首位サントスFC7連勝でストップ=サンパウロFCに黒星=追うパルメイラスも、VARに泣き引き分け

インテル対コリンチャンス戦(Ricardo Duarte/Internacional)

 8月10~12日にかけてサッカーブラジルリーグ、全国選手権1部第14節が行われ、首位のサントス、2位のパルメイラスが共に勝てず、今節勝利した3位フラメンゴ、4位アトレチコ・ミネイロ、5位サンパウロFCとの差が縮まった。
 7連勝で首位を走るサントスFCをホームに迎え撃ったサンパウロFCは、最近加入が発表されたダニエル・アウヴェスとファンフランの出場こそなかったものの、元ブラジル代表FWパトの2得点などで、3対2と快勝した。
 2位のパルメイラスはバイーアとのホームゲームだったが、中盤の要フェリペ・メロが危険なプレーで途中退場。エースのドゥドゥが2得点の活躍を見せたものの、ビデオ判定(VAR)によるPKが2回与えられたバイーアが、二つとも決め、2対2の引き分けとなった。
 14日のブラジル杯の試合を意識し、メンバーを落としてきたグレミオを、ホームのマラカナン競技場で迎え撃った4位フラメンゴは、エヴェルトン・リベイロ、ウィリアン・アラン、アラスカエタなど、元代表、現役代表クラスの活躍で、3対1で勝利した。

アトレチコ・ミネイロ対フルミネンセ戦(Bruno Cantini/Atletico)

 フルミネンセを地元に迎えた5位アトレチコ・ミネイロは、リカルド・オリベイラ、カサレスらが得点し、2対1で勝利した。
 7日(水)にブラジル杯で敗れたことで、3年の長期政権を続けていたマノ・メネゼス氏を解任し、暫定監督がベンチに入ったクルゼイロは、リーグ戦13試合ここまで勝ちなしのアヴァイーFCとの敵地戦に挑んだ。共になんとしても勝ちたい両チームだったが、試合は2対2の痛み分けに終わった。(11~13日グローボ・エスポルテサイトなどより)