倫理法人会モーニングセミナー=米国から講師・本庄さん、17日

来社した須郷会長と本庄さん

 サンパウロ倫理法人会(須郷清孝会長)が17日(土)午前8時半からサンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパラセホテル(Rua Galvão Bueno, 425)の1階で開催するモーニングセミナーの講師、米国カリフォルニア州倫理法人会の本庄修幹事長が、須郷会長と共に来社した。今年に入り、米国から来伯した3人目の講師だ。
 本庄さんはフラワーデザイナー・プロダクトデザイナー。長年、タイ、中国にて造花のデザインや制作に携わり、今は一線から退いている。
 2016年に、知人からカリフォルニア州の同会員を紹介してもらったことをきっかけに、同州倫理法人会の創設メンバーに加わった。同会の魅力を「仲間が素晴らしい。ポジティブで勉強意欲があり、人が良い」と語る。
 テーマは「得(う)るは捨つるにあり」。本庄さんは「内容は自分の経験をもとに、倫理が何に役立っているのかを話す」という。法人会ではあるが「仕事は家庭がきちんとしていないとうまくいかない」という理由から一般の人も十分共感できる内容となっている。
 参加無料。同セミナーに関する問い合わせは須郷会長(電話=19・99635・8135)まで。

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 カリフォルニア州倫理法人会の本庄修幹事長とによれば現在、倫理法人会は台湾、ブラジル、米国の3カ所に設立されている。その中で、伯米の交流は盛んだ。「今は世界に倫理を広めるのに大事な時期。各会で協力し合うことが必要」とし、現在も米国にブラジルから2人が研修に行っているのだとか。ちなみにサンパウロ倫理法人会の須郷清孝会長によれば、今年の10月にはカンピーナス市に倫理法人会を設立する予定。その際にも米国から数人が来伯するそう。同じアメリカ大陸なだけに、これからも積極的な交流を続けてほしいもの。