国際交流基金、9月4日から=JHで国際会議、言語テーマに

 国際交流基金サンパウロ日本文化センター、サンパウロ大学(USP)、JSPS科研は共催で「社会・人・ことばの動態性と統合」と題した国際会議が9月4~6日に、サンパウロ市のジャパン・ハウス(Av. Paulista, 52)の1階セミナールームで開催する。入場無料。
 同会議では、近代の国際化における「社会・人・ことばの動態性」をテーマとした言語政策、言語文化教育に関する研究成果を共有する。使用言語は日本語、ポ語、英語。
 地球規模の移動によって、移住者の生活、子弟の教育や発達の問題、コミュニティの問題、国の言語政策の問題なども起こっている。
 また、移動や移住によって教育、福祉、コミュニティ、政治に混乱が起こり、社会的な問題となっているケースは世界中で報告されている。
 こうした状況がことばや社会に与えうる変化や影響を的確に観察し、記述する研究が求められていることから、移民の受け入れと統合の長い歴史を持つブラジルで研究成果を共有する。
 9月4日(水)は午後12時半~午後7時、5日は午前10時15分~午後8時半、6日は午前10時15分~午後7時。
 参加申込みはサイト(https://forms.gle/GVh2qzoeSGaJjykk6)からできる。問合せは同センター(11・3141・0100/同・3141・0843)まで。