東西南北
ここ数日、アマゾンの森林火災の件をめぐって国際世論でも批判の声を浴びせられているボルソナロ大統領だが、全国運輸連盟(CNT)が23~26日に行った最新の世論調査によると、ボルソナロ政権の支持率は29・4%と初めて30%台を割り込み、逆に不支持率が39・5%に達した。2月は支持が39%、不支持が19%だったから、だいぶ支持の様相が変わったことになる。また、大統領本人の行動に対しても、不支持が53・7%と、過半数を超えている。今回のアマゾンの問題に加え、まだまだ波乱含みの案件を抱える大統領。支持率の急落を食い止めることはできるか。
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サンパウロ市が連邦政府の協力も得て、大規模なセントロの改修工事を行うという。対象となる「トリアングロ・イストリコ(歴史的三角地帯)」は、市内でも屈指の由緒ある歴史的建造物が立ち並ぶところだ。改修は、「セー広場周辺」「レプブリカ広場周辺」「メルカドン(市営市場)周辺」の順に、3段階で行われる。サンパウロ市としては、6万8千平米に及ぶ歩道の改修などによって観光地化させたいところ。うまく行ってほしいものだが。
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もうシーズンがはじまっているというのに、今後の所属先が確定しておらず、試合に出られない日が続くネイマール。現所属のPSGがなかなか条件を下げないこともあり、ドイツ、スペイン、イタリアにしか移籍できない状況に。遂には古巣のバルセロナとの間で「2選手プラス金銭」でのトレード説まで浮上している。移籍期限は9月2日と1週間もない。移籍話はまとまるか。