丹下太鼓道場発表会、1日=日本の豊かな四季をテーマに

来社した西尾さん(左)、小林さん

 丹下セツ子太鼓道場(梶原アウミル代表)は「道場創立41周年記念・第9回発表会」を9月1日午後2時から、サンパウロ市のブラジル宮城県人会会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催する。入場料は20レアル。
 同道場は、ブラジルで最も伝統ある太鼓集団。日本で活動し、数々の有名演歌歌手とも共演する助六太鼓(在東京都)の家元・今泉豊氏にも過去に指導を受けた本格派。当日は、生徒がこの1年の練習成果を披露する。
 今回のテーマは「四季」。日本のバンドJITTERIN’JINNの代表曲『夏祭り』や、オリジナル楽曲『雪』などを演奏予定。選曲や衣装、演出など、様々な工夫で季節感を表現するという。
 太鼓の他にも三味線とギター、ピアノ、さらにブラジルの楽器も合わせたバンド演奏や日本舞踊も披露する。
 会場では道場のオリジナルTシャツやミニ太鼓のアクセサリーも販売。
 来社した生徒の西尾パウラさん(三世)、小林ミシェリさん(四世)、衣装製作などを担当する大谷美代子さんは、「お客さんに四季折々の風景をイメージしてもらい、心に響くステージにします。ぜひ見に来てください」と来場を呼びかけた。