吟剣詩舞道大会が7日に=歴史の一幕を迫力の演舞で

来社した森下副会長、宮村会長、木藤さん

 ブラジル吟剣詩舞道連合会(宮村秀光会長)は「第47回全伯吟剣詩舞道大会 吟と舞と剣」を7日午前10時から、在伯大阪なにわ会会館(Rua Domingos de Morais, 1581 – Vila Mariana)にて開催する。
 吟剣詩舞とは、漢詩や和歌を歌う「吟詠」と、剣に見立てた扇を手に、吟詠に合わせて演舞を行う「剣詩舞」を総称した日本の伝統芸能。今大会では約40人が約70演目を披露し、武将の合戦など歴史上の名場面を再現する。
 例年200人程が観覧に詰め掛け、会場は大盛り上がりだそう。参加者が高齢化に伴い減少していることをきっかけに、最近では剣道を習う若い非日系人も積極的に取り込んでいるという。
 来社した宮村会長、森下和代副会長、木藤美穂さんは「吟詠と剣詩舞による迫力ある歴史の一幕が見られます。ぜひお越しください」と来場を呼びかけた。
 大会に関する問い合わせは宮村会長(電話=11・98296・8834)まで。

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 ブラジル吟剣詩舞道連合会はパラー州ベレンやパラナ州マリンガにも支部を構えている。だが現在、参加者が減っており、新しいメンバーを募集している。サンパウロ市ではリベルダーデ区で、森下連合会副会長が代表を務める祥こう(水へんに工)流が、週に一度練習を行っている。興味のある人はぜひ森下副会長(11・5579・8943)または宮村連合会会長まで。