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ボウソナロ刺傷事件から1年=アデーリオ容疑者の親族たちの心情は?

 昨年の大統領選のキャンペーン中にミナス・ジェライス州ジュイス・デ・フォーラで起きた、大統領候補ジャイール・ボウソナロ氏(現大統領)刺傷事件から6日で1年が経過する。
 犯人のアデーリオ・ビスポ・デ・オリヴェイラ被告は、現在も南マット・グロッソ州カンポ・グランデの連邦刑務所に収監されている。同被告の家族の現在の心境を、3日付現地紙が報じている。
 アデーリオ被告の親族は、ミナス・ジェライス州北部にある人口40万人の街モンテス・クラロスに暮らしている。
 現地紙はアデーリオ被告の兄弟4人の内の3人と1人の義姉妹、2人の姪に取材を行っており、音信不通となっている同被告の情報が不足していることにいらだちを隠せず、周囲の人々からの偏見と戦う日々を強いられているという。
 親族たちは、アデーリオ容疑者は“怪物”ではなく、あくまで治療の必要な精神異常者であることを主張している。
 実兄のアルデイールさん(52)によると、アデーリオ氏に関する情報は、テレビを通じて得るもののみで、地理的に離れたカンポ・グランデに行ける状態の親族はいないという。
 アデーリオ被告は、5月27日にジュイス・デ・フォーラで行われた裁判で「精神異常」が認められ、責任能力はないとみなされた。6月14日には正式に免罪とされた上、刑務所で治療を受けるよう言い渡された。ボウソナロ氏も控訴しなかったため、刺傷事件そのものの裁判は終わった状態だ。
 ただし、現在は、連邦警察が同被告の弁護を行ったザノネ・ジュニオル氏に関し、本当に誰かが弁護を依頼したのか、もしも本当なら、誰が何のために依頼したのかを調べているという。(3日付フォーリャ紙、3日付G1サイトなどより)

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