57年9月6日着ルイス号=62年目の同船者会、10月27日

来社した同船者の皆さん

 1957年9月6日にサントス港に到着したオランダ船「ルイス号」の同船者会が、10月27日午前11時半からサンパウロ市リベルダーデ区の岩手県人会(Rua Thomaz Gonzaga, 95-M)で開催される。会費は一人100レ。
 「元々は5年ごとにやっていたんだけど、皆年をとってきたからね。今回は少し早めにやろうということになった」。発起人の一人、彫刻家の豊田豊さん(88、山形県)がそう62年目に開催することになった理由を説明すると、千田曠曉さん(78、岩手県)がニコニコと笑顔で頷いた。
 当日はビュッフェ奄美の料理を楽しみながら、同船者の家族も一緒に賑やかに過ごす予定。ブラジリア、サンタカタリーナ等のブラジル各地に散らばる人達にも声をかけているという。
 豊田さん、千田さんと一緒に来社した追田空海雄(くみお)さん(75、北海道)、望月二郎さん(73、静岡県)、高木政親さん(69、長崎県)は、「縁が切れないように二世、三世と続いてもらいたい。ぜひ家族で来てください」と参加を呼びかけている。
 参加希望者は、出席人数の連絡を岩手県人会の千田さん(電話=11・3207・2383、携帯=11・99706・0940)まで。