《サッカー・ブラジル代表》親善試合でペルーに苦杯=コパアメリカ決勝のリベンジ許す
米国ロサンゼルスで10日に行われた親善試合で、ペルーと対戦したブラジルが0対1で敗れた。
2カ月前のコパアメリカ決勝の再現となったこの試合、ブラジル代表監督チッチは、来年から始まるカタールW杯に向けた予選を見据え、多くの控えメンバーを起用。6日のコロンビア戦で1得点1アシストの活躍を見せたネイマールも、若手のネレスにポジションを譲る形でベンチスタートとなった。
序盤はペルーが積極的に攻めたが、自力に勝るブラジルが次第にペースを握った。だが、リシャルリソンやネレスらが惜しいシュートを何本も放つも、無得点で前半を終了した。
後半17分にはネイマールを投入。28分にはヴィニシウス・ジュニオルも代表初出場を果たしたが、両者ともペルーゴールを割れない。
逆に、後半39分にペルーのアブランがセットプレーから決めたヘディングシュートが決勝点となり、0対1で試合が終了。
ブラジルは13本のシュートを放つも、無得点に終わり、これで9月の親善試合2試合は1分1敗の勝ちなしに終わった。また、ブラジルにとっては、昨年のロシアW杯準々決勝でのベルギー戦以来の敗戦となった。
ブラジルは、10月、11月も2試合ずつ親善試合(会場、対戦相手共に未定)を行い、来年3月からのカタールW杯予選に向けて、戦力の見極めとコンビネーションの熟成を計る。(11日付ブラジルスポーツサイトより)